サロンだからできる予防医療、夢は幾重にも広がっています!
―自分の手で人を癒す喜びを感じて。
小さい頃から家族や親せきの肩をもんであげて、「あぁそこそこ!気持ちいいわぁ」と喜んでもらうのがうれしくて、中学生の頃から「人に触れる仕事」を意識するようになりました。
―治療できる疾患の幅広さに感動し、鍼灸師の道へ。
高校時代、空手に力を入れていたこともあり、「自分の体のしくみを理解したい」と思い、森ノ宮のオープンキャンパスに参加。理学療法士や柔道整復師の道も考えていましたが、鍼灸治療で治せるものには、痛みだけでなく内臓系、感覚器系、婦人科系、小児科系など驚くほどさまざまな症状に対応できることを知って、鍼灸の可能性に一気に引き込まれました。
―アプローチの幅広さが魅力の医療従事者がいるカフェ併設型サロン。
現在は鍼灸、エステ、ピラティス、食事指導などを行うサロンで鍼灸師セラピストとして鍼灸治療や経絡ボディトリートメントを行っています。
当初は病院での統合医療に興味があったのですが、予防医療に貢献できるアプローチの幅広さ、鍼灸師、エステティシャン、看護師、トレーナーなど医療資格の垣根を超えて多職種が連携できる点に魅力を感じ、今の職場に就職しました。
―今の目標は、生活環境も理解できる訪問診療。将来は健康をサポートする複合施設の開設も!
治療の基本は痛みや不調の状態と背景の把握。まだまだ課題はありますが、他のスタッフと意見を交える中で、ヒアリング方法、症状や原因を判断するヒントをもらい成長につながっています。さらに、体に触れて気づきを得ることも大切で、鍼灸師としてそれを追求できる点にもやりがいを感じています。今後は、患者さんの生活環境も含めて理解できる訪問診療にも興味がありますし、将来は鍼灸治療だけでなく、食事面から健康をサポートできるサービスやサウナ、コミュニティスペースも備えた複合施設を手がけてみたいです。
K.Kさん
大阪・大阪学芸高等学校出身
卒業生
鍼灸学科