鍼灸が不妊治療に果たす役割を広めていきたい。
—森ノ宮で見つけた鍼灸師としての役割
訪問鍼灸の事業を経営する親の影響でこの道をめざし、森ノ宮に入学。3年次に受けた特別授業で、婦人科疾患に力を入れておられる先生の話を聞き、女性のライフステージを通して力になれる鍼灸の可能性に惹かれ、「私のやりたいことはこれだ!」と確信。特に妊娠という大切な成果に役立てる点に魅力を感じ、今の職場に就職しました。現在は鍼灸や温熱整体などの施術で妊活をサポート。婦人科の検査データをもとにホルモン値改善などの目標を決め、施術と生活習慣のアドバイスを重ねて体質改善、妊娠へと結びつけています。
—鍼灸師として妊活を心身両面からサポート
治療の基本は患者さんとの信頼関係。心の悩みに応え、共に進んでいける関係性が不可欠です。初めは若くて不妊・妊娠経験もないことから説得力に自信がなく、説明の仕方を自転車での通勤時に毎日練習したほど。そんな中支えになったのが、森ノ宮で繰り返し練習して身につけた鍼灸の技術への自信です。就職時から院内でも評価いただいていて、その確かな基盤が妊活のパートナーを務める自信となり、喜びとやりがいにつながっていきました。また院長となった今、鍼灸が不妊治療にも効果があることをさらに広め、女性のライフステージの変化に寄り添える存在になりたいです。
M.Yさん
不妊治療専門鍼灸院に勤務し、体質改善に向けて鍼灸や温熱整体を用いた妊活サポートを行う。 3年目から枚方院の院長を務めている。
卒業生
鍼灸学科