かける言葉の選び方にも気遣いが不可欠。外傷だけでなく、選手の未来にも向き合う。
—中学・高校とスポーツに明け暮れ、ケガをケガとも思わず部活に打ち込んでいたのですが、痛みが強くなり整骨院へ。そこで柔道整復師の先生が体の状態を丁寧に説明し、自分の悩みにもじっくり耳を傾けてくださって、自分もこんな風に人をサポートしたいと思うようになりました。その後、専門学校でスポーツトレーナーになるための勉強をしていましたが、やはり治療の現場に身を置きたいという思いから整骨院に就職。そこで出会った先輩方に強く勧められ、柔道整復学科への入学を決めました。
ー森ノ宮での学生生活は、とにかく楽しかったです。それまでしてきた勉強に比べ、遥かに緻密で高度な専門知識。それが一つずつ自分のものになっていくことがうれしく、自分でも意外なほど勉強にのめり込みました。授業を受けて、整骨院で働き、また学校に戻って復習をする毎日。先生も遅くまで時間を割いて勉強に付き合ってくださり、基本的な質問をしても、ゼロからわかりやすく説明してくださいました。
―今働いている鍼灸接骨院には、多くのスポーツ選手が外傷の治療に訪れます。大切な試合やシーズンを控えた方に、どう声をかけるか。言葉の選び方にも気を配ります。外傷を治すだけでなく、選手の未来を支えられる臨床家をめざして、日々治療にあたっています。
N.Kさん(中村鍼灸接骨院 勤務 /柔道整復学科 昼間コース 2012年卒業)
卒業生
柔道整復学科