鍼灸師は人の心に寄り添い、光を添える仕事。海外にも活躍の場を広げたい。
—臨床現場の経験が詰まった密度の濃い学び
整骨院内でアロマセラピストとして勤務する中で、ステップアップし、患者さんの持病や痛みを根本から治療したいと思うようになりました。統合医療の重要性を感じ、鍼灸師としてその一端を担いたいと考え、森ノ宮への入学を決意しました。授業では、先生方が臨床現場での経験を余すところなく注ぎ込んでくださり、鍼灸師としての基礎が身につきました。技術の修得に加え、治療をスムーズに行うために無駄な作業時間を省くことを徹底していたので、職場のスピード感にも対応。問診や治療も実践に近い形で経験できたことが、今とても役立っています。
—海外で開業し、鍼灸の魅力を発信したい
現在は鍼灸治療院で鍼やお灸で病気やケガの治療をする他、美容鍼、足経絡マッサージ、推拿(すいな)なども行っています。人は心が疲れると体も病み、体が疲れると心も病んでしまいます。女性の月経痛や不妊症などの悩みも増えており、痛みを取り除くだけでなく、根本からバランスを整え、心身を癒せる存在でありたいと願っています。さらに、鍼灸は海外での需要も高まっています。私も海外で鍼灸師として働く準備を進めているところ。将来は海外で鍼灸院を開業、日本だけでなく海外へも鍼灸の魅力を発信していける土台になることが目標です。
N.Mさん
臨床アロマセラピストとして整骨院で勤務し、緩和ケアに携わった経験も持つ。卒業後、登美ヶ丘治療院に勤務。心身のサポートができる鍼灸師として活躍中。
卒業生
鍼灸学科