スポーツでケガをした人の心と体を支えたい。
「大阪の京橋にある整形外科で患者さんのリハビリテーションに携わっています。 ひとくちにリハビリと言っても骨折・捻挫の固定、歩行器の指導、運動療法、手技療法などやるべきことはさまざま。けれど学校で学んだことがほとんどだったため、戸惑いは全くありませんでした。
高校時代、所属していたバドミントン部でケガをしたことがあります。その時診てくれた整骨院の先生が、部活を休みたくないという私の願いを聞いてくれ、リハビリをしながら続けられるようケアしてくれました。この時の感動が、柔道整復師をめざしたきっかけ。当院にもケガをした運動部の学生さんが治療に来られますが、そんな時は自分の経験を踏まえ、患者さんのメンタル面の不安もケアするように心がけています。私の施術や言葉で患者さんが心身ともに元気になってくれると自分のことのように嬉しくなります。
以前、リハビリテーション科は男性ばかりだったそうですが、現在は私を含め3人が女性。女性スタッフが増えたことで、若い女性の患者さんも増えたそうです。同性のスタッフがいることで女性の方が受診しやすくなったからではないでしょうか。
経験を積み、施術に自信が持てるようになったら独立開業をするつもりです。将来は結婚もしたいし、子どもも好きなので、「家庭を大切にしながら自分のペースで患者さんを診られる治療院にできたらいいな」なんて今から夢を膨らませています。力が弱いから…と尻込みしているみなさんへ。大丈夫、女性って指や肘が細いのでツボに入れば男性より効く場合もあるんですよ。ちなみに私の勤務先、重いものは男性スタッフが運んでくれるなど、とってもレディーファーストです。
O.Nさん(りゅうゆう会 整形外科勤務/柔道整復学科 アドバンスコース(現:柔整トレーナーコース) 2015年卒業)
得意ワザはテーピングと包帯。当院の先生にも「上手いね」と褒めてもらえます。専門学校時代、授業で何度も何度も練習したおかげです!
卒業生
柔道整復学科