“鍼灸”という個性を持つアスレティックトレーナーとして、フィットネス アスリートを支える存在に。
—「臨床にどう役立つか」を重視した指導
大学時代、大好きなサッカーを続けながら、アスレティックトレーナーの資格を取得。しかし、いざ就職活動に臨んでみると、ただ資格を持っているだけでは個性を発揮しにくいことに気づかされました。そんな折、森ノ宮の松下先生の“鍼灸師+アスレティックトレーナー”としての活躍を知って憧れを抱き、入学を決めました。臨床経験豊かな先生から、国家試験をゴールにするのではなく「 臨床にどう役立つか」を重視した指導を受けられたことは本当に貴重な経験となりました。
—即効性のある鍼灸の技術が役立つ場面も
アスレティックトレーナーは、選手や監督とコミュニケーションを取りながら、選手の体に幅広くアプローチする仕事です。トレーニング方法の指導をはじめ、ケガの治療やリハビリ指導、時には「今すぐ痛みを取り除いてほしい」という要望に応える場面もあります。手技では対応しきれない筋肉の緊張を取り除くとき、即効性のある鍼灸の技術が役立っています。2020年には、念願だった治療とトレーニングの両面からコンディションを整える治療院を開業。ここを拠点に、“鍼灸の技術”という個性を持つアスレティックトレーナーとして、世界で活躍するアスリートを支えていきたいと考えています。
T.Sさん(SAKURA Plus 院長/鍼灸学科 夜間コース 2013年卒業)
パーソナルトレーニングジムで多くのプロアスリートの治療やトレーニングを経験後、2020年に治療とトレーニングの両面からコンディションを整えるSAKURA Plusを開業。
卒業生
鍼灸学科