在校生・卒業生の声

VOICE

「Quality of Movement」を高め、患者さんの想いを独立開業 かたちに

—鍼灸の仕事の素晴らしさを学んだ日々

 プロスポーツ選手をめざしてトライアルに臨んでいた時にアキレス腱を断裂。プロへの道が絶たれ、半年間は歩くことも難しい状況でした。そんな時、整骨院の先生から「選手のケアに回れる仕事もあるよ」 と教わり、「治療の幅を広げるなら鍼灸がいい」「森ノ宮が臨床に強い」とアドバイスもいただきました。新しいことを一から学ぶ不安もありましたが、鍼灸学科の先生方は本当に楽しそうに授業されていて、「鍼灸 という仕事は素晴らしいものなのだ」ということを自らの姿勢や言動で示されていました。ただ勉強するのではなく、患者さんを不快にさせない接し方や、施術者にとって負担の少ない姿勢などを丁寧に教えていただき、自他への思いやりの心を学ぶことができました。

 

—「Quality of Movement=動きの質」を追求

 卒業から6年目に、QOMスポーツはり・きゅう院を開業。QOMは「Quality of Movement=動きの質」を意味します。人は動きの中で痛みや辛さを感じると生活が苦痛になってしまう。そこを改善することで、「どこかへ行きたい」「何かをしたい」との想いを達成できる環境を作りたい。「先生に出会えたからスポーツができる」「日常生活が楽になった」と言ってもらえる時が何よりもうれしい瞬間です。

 

U.Mさん (QOMスポーツはり・きゅう院 院長/鍼灸学科 昼間コース 2015年卒業)

トレーニングジム、鍼灸整骨院勤務を経て、開業。全身のバランスをみて痛みやケガ、不調を根本から整えることをめざしている。

卒業生

鍼灸学科

QOMスポーツはり・きゅう院 院長/鍼灸学科 昼間コース 2015年卒業